空間別部門　バリアフリー＆ユニバーサルデザイン　優秀賞入賞作品［車椅子であることを忘れる家］ | コンテスト2011

車いすの必要な主人が自宅に戻ることになり、何かと不便な家をリモデルして、家族みんなが快適に、楽しく暮らせるようにしたい。

T邸
住宅形態：戸建住宅
築年数：17年
リモデル面積：111m²→111m²
リモデル日数：80日
リモデル費用：1200万円

家の中を自由に行き来できるようになり、リビングで子どもたちと一緒に過ごせる時間も増えて主人も喜んでいます。外出時の移動も、リフトを設置したことで介護の負担が軽くなりました。明るい色でコーディネートしたLDKは、家事をしながら家族の様子がわかるので気に入っています。

体の不自由なご主人が自宅で暮らせるように完全バリアフリー化。使っていない和室をご主人の寝室に変更し、車いすで使用できる専用のトイレと洗面台も設置。各部屋の段差解消、間口の広い引き戸で動線を確保しました。

新設した車いす対応の寝室に専用のトイレ、洗面台を設け、利便性を高めています。また、南側の和室をフローリングのリビングとし、DKとの段差を解消して3枚引き戸に。ご主人も移動しやすく、家族で集える明るい空間ができあがりました。昇降式リフトなど外出への配慮も整っています。