空間別部門　バリアフリー＆ユニバーサルデザイン　優秀賞入賞作品［おばあちゃんと、笑顔で過ごす快適リモデル］ | コンテスト2011

高齢の母の介護を前提としたリモデルを。車いす対応の個室やトイレ、屋外への出入り、介護のための控え室などを考えてほしい。

H.T邸
住宅形態：戸建住宅
築年数：54年
リモデル面積：78m²→76m²
リモデル日数：90日
リモデル費用：980万円

母が自宅で介護を受けながら生活できる機能的な空間ができました。また、それを支える家族も安全に、効率よく、気持ちよく介護ができるので負担が和らぎます。母の個室やリビングに家族みんなが集まったり、絆も強くなったように思います。

高齢のお母様が車いすで暮らせる専用の個室や玄関＆スロープを設置しました。トイレは安全性と介助のしやすさに配慮し、入口前に多目的ホールとして広いスペースを確保。手洗い器も車いすのまま使用することができます。

車いすのお母様と家族みんなが楽しく、安全に暮らせるように、お母様の個室、トイレ、多目的ホール、専用玄関といった生活空間を、動線を考慮して配置。また、トイレユニットの引き戸は半透明のため、通常の3枚連動引き戸を二重に取り付けて、違和感なく使用できるようにした配慮も抜群です。