部位別部門　トイレ（住宅）　優秀賞入賞作品［機能充実マイルーム］ | コンテスト2014

狭くて危ないため、母が自分でトイレに行けない。介助する側の負担の軽減も大切だが、介助される母の意思も尊重してあげたい。母が自分のやりたいことを楽しくできるようにしてあげたい。

S.Y様邸
形態：戸建住宅
築年数：35年
リモデル面積：11m²→14m²
リモデル日数：20日
リモデル費用：220万円

リモデル後のお施主様の声トイレの広さが確保でき、母の趣味のスペースも設けることができました。車いすを使用し、介助が少し必要な場合もありますが、広さと引きドアの採用で、いざというときに安心して介助できるようになりました。自分のことが自分でできる、家事ができる、好きなことができると、イキイキしている母をまた見ることができ、本当に良かったと思います。

設計のポイント廊下をなくしてお母様の個室を広げ、直接トイレに出入りできるように設計。車いすでも介助ができる広さを確保し、間口を広くとって引きドアを採用しました。トイレ前のスペースには車いすでも利用できる机を設置。介護用品やゴミ箱を置ける収納棚もつくりました。

審査員からのメッセージ 2カ所に分かれていたトイレを1つにまとめてお母様専用のバリアフリー空間とし、隣に趣味のスペースもつくって快適な暮らしができるようにした点が好印象。開口を広く取れるブラウンの引きドアも、部屋に調和しています。