既存の6畳キッチンは食事するには狭く、収納もなく作業しづらい空間。隣接する居間と一体化させて対面式にすることで、キッチンスペース自体はコンパクトに。配膳が楽になり、作業中でも会話を楽しめます。広い開口部をもつ居間は窓を小さくして耐震性能を高め、内装に無垢材や自然塗料を使用するなど、安全・健康的な空間としています。

耐震性能の向上やオール電化仕様、自然素材の採用など、住まい手の安全や健康を重視した家づくりです。おふたり住まいという点からメンテナンス性も重視し、コンパクトでも機能的な空間をつくりあげました。一方で、バスルームなどくつろぎの空間は広くするなど、暮らしやすさを追求しています。外観もリフレッシュされ、家への愛着が深まったことと思います。