田舎特有の広い玄関ですが、ホールが狭くて大切なお客様をお迎えする時などとても困っていました。築30年以上経過しており、壁面や天井の傷みもひどく、家族が集う居間をもっと居心地の良い空間にしたい。とはいえ耐力壁が少なく、壁を解体して部屋を広げるのが恐いので、構造体は触らないで欲しい…。
Y.H邸
- 住宅形態
- 戸建住宅
- 築年数
- 30年
- リモデル面積
- 33.0m²
- リモデル日数
- 25日
- リモデル費用
- 650万円
BEFORE | AFTER | |
お客様を新しい玄関からお通しできるようになり、「お迎えする」という当たり前のことが当たり前にできるようになりました。近所の方のちょっとしたご訪問の際のおもてなしスペースは大好評です。濃い茶色と白でまとめられた室内も、過ごしていて落ち着けますし、お客様にもくつろいでいただけます。 |
大きな玄関があるものの、すぐ正面に応接間があり、ホールがほとんどありません。そこで隣の和室をリビングへと改修し、旧応接間スペースを新たなホールとしてお客様を迎える場としました。玄関とホールの段差が60cm以上もあるため、玄関のフロアレベルを上げ、上がり框も靴脱ぎ台と式台による2段の段差を設けて徐々に上がっていけるよう工夫しています。 |
建物とマッチした和の佇まいを手に入れました。玄関外からホールまでの段差を緩やかなものにしてアプローチしやすくする配慮と、ホールを広げて人を迎えやすくする、2つの配慮で玄関をもてなしの場に変えています。家を訪れる方がまず目にする場所のグレードアップによって、建物自体の風格も高まりました。 |