主人の突然の事故で、首から下がまひ状態に。しかし現状の間取りでは、家の出入りさえできません。主人はもちろん、家族全員がこれからの生活を楽しめるような家をお願いしたい。
N.M邸
- 住宅形態
- 戸建住宅
- 築年数
- 18年
- リモデル日数
- 90日
- リモデル費用
- 2000万円
BEFORE | AFTER | |
車いすに対応した空間になったことで、周囲を気にすることなく入浴や排泄できるなど、家族全員喜んでいます。家族が集まって過ごせるスペースも確保でき、これを機会に家族の生活を多くの方に見てもらいたいと思うようになりました。また介護事業所の事務所を自宅で開くことを決めました。 |
車いす生活になったご主人が、可能な限りご自身で行動できるよう、自宅を全面改修。ふだんの生活行動をヒアリングし、残存能力を確認したうえでレイアウトしていきました。来客があっても気遣いなく過ごせるゾーニング、何気ない見守りができる配慮など、本人はもちろんご家族にとっても負担の少ない空間としています。 |
できる限りご自分で生活する姿勢は、ご主人の尊厳を守り、同時にご家族の介助負担を軽減します。玄関とウッドデッキの2カ所から出入りできるようにし、室内も車いすでも無理なく生活できるようプランニングされました。寝室脇に専用トイレを配したり、和室を小上がり形式にするなど、各所にきめ細やかな配慮がうかがえます。 |