居間とキッチンが廊下で分断され、料理を作っても寒い廊下を通らなければなりません。トイレも和式で使い勝手の悪いなど、水まわりも老朽化していました。そこで廊下スペースも取り込んで対面型キッチンの広いLDKに替え、トイレ、バス、洗面の水まわりも更新して1カ所に集約。キッチンから洗濯機置き場へも素早く移動できるようにして、奥様の家事負担を軽減しています。

耐震診断に基づいて柱や梁、筋交いの補強を実施した後、広くてコミュニケーションの取りやすいLDKをつくりました。水まわりを移動させることで廊下を不要にしたことで、より広いスペースを得られました。ごく普通の洗面台が化粧もできるカウンター式のグルーミングルームに変貌するなど、設備機器の更新によって多機能になったり、省スペースによって収納力がアップするなど、各所のグレードアップが住みやすさにつながっています。