先祖代々からの家を80歳のお母様がお1人で守っていますが、足腰が弱ってきたことから、生活空間をバリアフリー仕様に。段差を解消し、開口部も広く取るなどした上で水まわりも更新し、寒さも解消しました。暗く圧迫感のあるキッチンは、上部の小屋裏を解体することで天井を高くし、上部に開口を設けて自然光を室内に取り入れ、明るく開放的な空間となりました。ルーバーの開閉はリモコンで手元操作できます。

古いお住まいを耐震補強した上で、バリアフリー仕様に。キッチンや水まわりの近くに寝室を配して、ご高齢でも日々の生活を安全に暮らせるようにされました。お1人暮らしの方へのこうした配慮は、ご本人でなく離れて暮らすご家族の不安の軽減にもつながることと思います。暗いキッチンも天井部を広げることで明るく快適な空間となりました。IHクッキングヒータや食洗機の採用など、安全で使いやすくもなっています。