古くて使いにくいとのことでしたが、思い出の詰まった家であることから、建替えでなくリモデルによって次代の家族まで快適に住まえる空間にしました。現在の生活動線を検討して、LDKや水まわりなど大幅に間取りを変更。バリアフリーは、段差の解消だけでなく、階段の傾斜を緩やかにしたり、断熱性能の向上などにより温度差のバリアも解消しています。

古い建物をリフレッシュして、次の世代が無理なく生活できる環境を整えています。これまで住まってきた記憶を継承しつつ、3世代、7名という大家族の誰もが安心して快適に過ごせる空間へと改修されました。ご家族が健康なうちに高齢者配慮の仕様に改修する姿勢も好ましいものです。