外壁は傷み、室内には雨漏り跡が残るほど。キッチンは西日が強くて暑いのに、隣接する居間は光が入らないなど、いたる所に不満がありました。母親の介護で自宅にいる時間が長くなったため、住み良い間取りで居心地良くしたい。
S邸
- 住宅形態
- 戸建住宅
- 築年数
- 17年
- リモデル面積
- 56.0m²→61.0m²
- リモデル日数
- 80日
- リモデル費用
- 1,100万円
BEFORE | AFTER | |
空間が変わって気分一新。IH、エコキュート、蓄熱暖房などによってオール電化になり、老後の不安も解消されました。今まで2階で干し物をしていましたが、洗面所に設けた物干しユニットと蓄熱暖房機のおかげで1階でできるようになりました。 |
外壁・防水工事を施したうえ、室内も動線、採光、通風に配慮したくつろぎ空間へとリモデルしました。1階は和室2間を残して一体的な空間をめざし、キッチンを中心とした広いLDKに。隣におばあさまの寝室を配し、奥様、おばあさまがお互いの気配を感じられる安心空間としています。 |
鉄骨造の利点を生かし、主玄関の他に家族用の出入口やゴミ出し用の勝手口などを新設することで、生活動線が大きく改善されています。老朽化していた建物も基本仕様が大きく改善され、生活の不安が解消されたことと思います。家族の集まるリビングのすぐそばにおばあさまの居場所をつくり、常にお互いの顔や気配を確かめられるコミュニケーション上の工夫もなされています。 |