築50年以上経つ古民家住宅は各所で老朽化が進み、この先心配です。室内に壁が少なく、建具に囲まれて使いづらく、また日中でも薄暗い。建具や窓が昔ながらの木製のため隙間風が多く、とくに冬は寒い。
M邸
- 住宅形態
- 戸建住宅
- 築年数
- 50年
- リモデル面積
- 72.8m²→75.3m²
- リモデル日数
- 60日
- リモデル費用
- 1600万円
BEFORE | AFTER | |
ダイニングが吹抜になったことで明るく開放的な空間になり、のびのびできるようになりました。古民家の風格が壊れることなく、中に入るホテルみたいに居心地よく、家族6人の笑い声がいつも響いています。 |
老朽化した古民家は日中も薄暗く、使いづらい間取り。和室や土間を取り込んで広いLDKとし、ダイニング上部は天井板をなくして吹き抜けに。2階部分に設けた窓から上下で会話もできます。 |
お父様が生まれ育ち、現在3世代で生活する愛着あるお宅だけに、既存の柱や梁の美しさを生かしたプランで新旧の融合を図っています。ダイニングの吹き抜けは採光や開放感を高めるほか、家の歴史と風格をより強く映し出す役割も果たしています。 |