150年前の古民家が空き家になっており、対処方法に悩んでいました。本来なら解体なのですが、生家がなくなる寂しさもあり、できれば残したい。住居は別にあるので、週末住宅のような形式を取りたい。
T邸
- 住宅形態
- 戸建住宅
- 築年数
- 約150年
- リモデル面積
- 700m²→700m²
- リモデル日数
- 120日
- リモデル費用
- 1000万円
BEFORE | AFTER | |
今まで足が遠のいていた家でしたが、孫や友人を連れて頻繁に足を運ぶようになりました。「古きは悪し」ではなく「良きもの」として考えるようになり、人が自然に集まるコミュニティの場として活躍しています。 |
先祖から受け継いだ築150年の古民家を、昔の職人たちの伝統工法に基づいて再生。オール電化など最新設備も導入しましたが、母屋の雰囲気を守るため別棟にトイレや浴室をまとめました。 |
昔ながらの工法をもとに古民家を復元するということで、学ぶことの多い現場となったと思います。今後もメンテナンスは大変になりますが、貴重な社会のストックとして後世に伝承していけるよう、維持管理していただきたいものです。 |